税理士コラム | 中田和宏が書き綴るコラムです

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秋の行楽シーズン皆さんはどこにお出かけでしょうか。
私は観光にはあまり興味がありません。楽しませてもらうよりも自分で楽しみたいという気持ちが強いためのようです。ディズニーランドに行くよりもイモ掘りの方が楽しめます。イモ掘りの後は温泉がいいですね。今年は猛暑で温泉どころではありませんでしたが、秋になってこれからは温泉好きには良い季節です。
採ってきたイモは他の季節の野菜や豚肉と一緒に蒸して食します。メタボ対策にもなりますし、何よりおいしい。大地の香りがして心が豊かになります。

夕食は自宅で食べることが多いですが、お昼ごはんは外食が多くなりがちです。家庭的な料理を出してくれるお店がどこにでもあるわけではありません。家庭的な料理を提供できるお店は大規模チェーン店に市場から追い出されてしまっています。これからの飲食店はどうなるのでしょうか。大規模チェーン店は仕入れを抑えて利益を出そうとします。一方で小規模な飲食店の仕入れには限界があるので、いかに食材に手を加えて付加価値をつけて提供するかが勝負になります。私は顧問先に仕入原価は売上に対して目標30%、最低でも40%と言っています。売上1000万円なら仕入れは300万が目標ということです。
仕入を抑えるにはいかにロス、廃棄を抑えるかも重要となります。それを突き詰めると今度は品薄になってしまいます。牛肉などは保存が効きますが、すし屋など生ものを扱うお店は大変です。あなたが通う町のお寿司屋さんもやがてはなくなり回転寿司に行くしかなくなるかもしれません。

さて、消費税の計算方法は原則受け取った消費税から支払った消費税を差し引きます。会社は差し引く消費税の証拠となる帳簿や請求書等を保存しなければなりません。これは小さな会社や個人事業者にとっては大変なことなので簡易課税制度という特例があります。
この制度を簡単に説明すると例えば卸売業ならばもらった消費税のうち10%を払えばいいよというものです。ちなみに飲食店は40%となっています。
この消費税の簡易税制度には適用要件があります。また本則課税と簡易課税の比較で有利不利があります。届け出も適切に行わなければなりません。受けられるはずの還付が受けられなく場合もありますので、これから会社を設立しようと考えている方は特に税の専門家である税理士にご相談ください

 
2010年10月25日

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