税理士コラム | 中田和宏が書き綴るコラムです

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私はお酒をよく飲みます。仕事を終えて、お風呂に入ってから飲むお酒は最高ですね。主に焼酎(いいちこ25度)をレモンソーダで割って飲みます。氷をたくさん入れてごくりと飲みます。今年の夏は特に暑かったので本当においしいいと感じました。
車での移動が多いため、顧問先の方々と飲む機会はあまり多くありません。電車での移動日に誘われた場合には喜んでお付き合いしています。年配の方は日本酒がお好きな方が多いですね。私は何でもOKなのですが、日本酒は翌日の開店休業を招く恐れがあるのでよほどのことがない限りはご遠慮しています。飲んだらおいしいことはわかっていますが。

さて飲食店は利益率を重視することが大切です。売上から売上原価を差し引くと売上総利益になります。売上総利益を売上で割ったものが利益率となります。売上100、仕入30、売上総利益70とすると利益率は70%です。
牛丼チェーンは、メニューがカラフルで選択肢が多いですね。吉野屋では牛丼380円に対し牛鍋丼が280円。牛肉の代わりにしらたき、豆腐を入れて価格を抑えました。
コンビニのおにぎりは、ほぼおなじ金額ながらいろいろな具材のおにぎりが楽しめます。ここで私が気になるのが利益率です。100円のおにぎり、具材が変われば原価も変わります。ツナのおにぎりの利益は30円で、鮭のおにぎりは20円の利益とします。同じ売上なら利益の多い方が良いのは当たり前です。これからの時代、売上ばかりを追いかけてしまうのではなく、利益率を重視すべきです。

1億円の売り上げ、利益率20%で2千万円の売上総利益、9千万円の売上、30%の利益率で2700万円の売上総利益となります。売上を追及することも大切ですが、いかに原価率を抑えるかも大切な仕事です。
1万円の自転車、利益率30%とすると3千円の利益。
自転車の修理1台1000円ならば3台修理すると3000円の利益(利益率100%)。
どちらも同じ自転車屋の売上です。
売上ではなく利益率に注目して決算書を見てみましょう。

 
2010年10月01日

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