税理士コラム | 中田和宏が書き綴るコラムです

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私はプロ野球チームではヤクルトスワローズを応援しています。小学生のころスワローズは本当に弱かった。友達はみなジャイアンツファン。原、江川の全盛期のころです。夏のプールの時間はバスタオルを用意します。巨人ファンの友達は読売新聞が配布したジャイアンツのロゴの入ったものを使用していました。これがとても苦痛でした。この経験がサラリーマンにならず自営業者になり、税理士になろうというハングリー精神を作る下地になったと思います。90年代になると、我がヤクルトスワローズは名将野村監督のもと優勝争いをする時代になりました。
そして今年は前半戦なかなか勝てずに借金生活が続きましたが、高田監督の休養後借金がゼロになるという快進撃がありました。 勝ち星よりも負け数が多いのが借金生活です。
企業で言うならば資産よりも負債が多い債務超過状態ということです。

決算書には会社の営業成績を表現する損益計算書と、会社の財政状態を表現する貸借対照表があります。
貸借対照表の左側が会社の資産です。そして右側に負債と純資産が表現されています。資産から負債を引くと純資産です。 資産300万から負債200万を引くと100万の純資産になります。

資本金300万で会社を設立した場合、設立時点では資産300万から負債ゼロを差し引くと純資産が300万となります。 会社はこれを運用して利益を追求します。設立1年目、利益が10万円出たとすると純資産が310万円となります。損失が10万円とすると純資産が290万円となります。
ここで知っておいていただきたいことは利益が出れば純資産は増え、損失が出れば純資産が減るということです。 毎期損失が続き、純資産がマイナスになれば上記記載の債務超過状態となります。
債務超過になると融資をしている銀行は不良債権と評価する恐れがあります。会社は良いときばかりではありませんが、どの程度の損失に抑えるか経営者は考えなければなりません。

今は少額でも会社を設立できますが、資本が大きい方が貸借対照表の評価は高いということになります。これから会社を設立しようと考えている方は資本金の額をぜひ私の税理士事務所にご相談ください。

 
2010年10月04日

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