税理士コラム | 中田和宏が書き綴るコラムです

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人間あっという間に年をとるもので年々ちょっとついていけないなと思うことが多くなりました。
ジャニーズの嵐のメンバーはわかるけれどAKB48のメンバーは誰一人知りません。良く聞くラジオはいつの間にかFMからAMになってしまいました。プロ野球では現役時代を知る人が監督を務めるようになりました。阪神タイガースの真弓の現役時代を知る高校球児はいないでしょう。 こうした時代の流れを悲しいと思うわけではありません。新しいことに対応する、挑戦することは楽しいことですから。この変化というのは会社経営にとって大事なことです。同じことを永遠に続けるというのは大変難しい。当たり前のことをやり続けるのは本当に難しい。

会社経営者の方に自動車を買い替えたいと相談を受けたとします。タクシー会社や運送会社がお金を生む乗用車やトラックは、乗れなくなれば買い換えるのは当然です。単なる社長の足代わりの自動車はお金を生むわけではないのですが、自動車の購入が社長の刺激になり良い影響があるのであれば賛成します。これも一つの変化です。単調な日々に上手に変化をつける努力も必要だと思います。

社長は毎月同じ金額の報酬を会社から受け取ります。営業成績が今月はよかったから今月はいつもより多く、また、今月は業績不振だから少なくというわけにはいきません。 会社と社員は雇用契約ですが、会社と社長は委任契約の関係にあります。会社は社長のものではなく、株主のものです。株主が社長ということは小さな会社には多くみられますが、あくまでも会社は株主のものです。株主総会において社長の任期中の報酬を定めます。したがって社長が毎月適当に会社から報酬を受け取るわけにいかないことがお分かりと思います。会社の決算を終え、申告書ができたらおしまいではなく、小さな会社でも株主総会で役員報酬を定めなくてはなりません。これから一年間の経営計画を立て、業績予想をすることが必要となります。そのためにはある程度決算書を理解しなければなりません。

中田税理士事務所では毎月顧問先を訪問し、会社の業績を報告させていただき、決算書の見方を説明しています。○○分で決算書が理解できるという書籍も多く出版されていますが、やはり話を聞く方が身につくと思います。私も専門書をたくさん購入しますが、一ページ目から順を追って読み進めるのではなく、何か調べる際に使用します。勉強するなら研修会に出向きます。目と耳から入る情報の方が身につきやすいと思います。

 
2010年09月28日

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