税理士コラム | 中田和宏が書き綴るコラムです

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今年の夏は猛暑でした。私は毎朝事務所の植木に水やりをしています。特にかわいがっているのがシィークワーサーの木です。昨年購入したものですが、冬に外に出しっぱなしにしたため枯れてしまったと思われたのが、この春に再び芽吹きました。それがうれしくて大切に育てています。この木の葉には毛虫がつきやすいので注意深く見守っているのですが、先日の休み明けに葉が毛虫に食われてしまいました。毛虫を取り除こうと思って葉を一枚一枚見てみると毛虫がひからびていました。今年の猛暑は本当にひどかったですね。

この猛暑の影響で関与先の建設会社が使用している建設機械が頻繁に故障をしたと聞きました。この修理費用は当然会社の経費になります(税法上は損金経理できるという)。現状復旧や現状維持のための支出は費用となります。一方で改良は資産として計上しなければなりません。この判定は税務上のトラブルになりやすいので顧問税理士にご相談ください。

この修繕費にかかわる相談は確定申告の時期にアパート経営をなさっている方からよく相談を受けます。たとえば外壁の塗り替えに100万円かかりましたがこれは修繕費として経費になりますかというものです。100万円が経費となるかどうか所得税額に大きく影響しますので慎重な判定が必要になります。
今回の場合、劣化したものを原状回復するだけで、もともとの耐用年数が延長することにはなりませんので修繕費となります。このように会社や個人事業をなさっている方以外からも税理士事務所には相談、申告依頼があります。

私の事務所に初めて相談に来られる方が必ずする質問に「年間で一番忙しい時期はいつですか」というものがあります。
会社の決算の時期は自由に決められます。8月締めにすれば10月が法人の申告時期になります。会社の設立時に何月締めにするか相談を受けます。12月が繁忙期になりそうな会社が12月締めにすると数字が読みにくくなるので、ひまな8月締めにしましょうとアドバイスをします。

税理士事務所は確定申告時期が忙しいのは当たり前なのですが、この時期は会社の決算が減りますので、その結果私の事務所は年間を通じてほぼ均等に忙しいという流れになっています。
依頼をするかどうかは別として無料相談を希望する方は是非ご予約お願いします。私の事務所の方針として、毎月顧問先の方とお会いすることにしていますので、毎日事務所を出たり入ったりしています。私の事務所のある東京都墨田区までお越しいただくことが困難な方も毎月あなたのいる街に出向いているのかもしれませんのでご連絡いただければお邪魔させていただきます。

 
2010年09月27日

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