税理士コラム | 中田和宏が書き綴るコラムです

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事務所の最寄り駅は押上と曳舟です。押上は皆さんご存じ東京スカイツリーの最寄り駅ですが、曳舟も東武伊勢崎線、東武亀戸線、半蔵門線、京成線とあり、それなりに便利なところなのですが、世間的にはローカルな印象です。しかし、曳舟駅前再開発や京成線の高架事業などが進められ、新築マンションや新築の戸建ても見られます。そして何よりおしゃれな人を見かけるようになりました。今後はそうした人のニーズに合わせた街になり、東京スカイツリーと相まって、それなりの価値を持つ街となるはずです。

さて、今回は所得税の確定申告書の中身についてです。
第一表は、はじめに収入金額を書く欄があり、次に所得金額を書く欄があります。

不動産収入がある方を例に説明しましょう。
この方の場合にはまず、決算書で収入と支出の計算を行います。
仮に家賃収入の合計が500万円、固定資産税や火災保険料などの経費の合計が100万円、差引の利益が400万円でした。
この結果を確定申告書に転記します。
確定申告書の収入欄に500万円、所得欄に400万円と記載します。

次に給与収入500万円の場合、収入欄に500万円と記載します。所得欄には給与所得控除後の金額346万円を記載します。
給与所得控除は給与収入から一定額を控除する制度で、サラリーマンにも必要経費があるだろうと考えられているものです。

あなたが会社社長で、個人所有の不動産を会社に貸し付けている場合に家賃で貰うか、給料で貰うかを選択するときにはこの給与所得控除が大きくものをいうことはご理解いただけると思います。

 
2011年10月第二号

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