税理士コラム | 中田和宏が書き綴るコラムです

社員の給料と総理大臣(東京都墨田区向島の税理士事務所より)人気ブログランキングへ 税理士コラム RSS

運送会社の社長に「うちの会社の給料は高いのか、安いのか」と質問されました。
他の会社の運送会社と比較して同等と思いましたが、「会社の月商をトラックの台数で割ると一台当たりの売上が〇〇万です。1ヶ月の稼働日を25日とするとトラック1台1日当たりの売上が分かります。それからすると社員の給料が高いか安いか分かりますね。」と回答しました。

税理士である私は時間を切り売りしていると考えています。
したがって私が病欠すると事務所の売上が全くなくなってしまいます。
そのため開業以来病欠したことがありません(意識的にサボることはあっても)。
来週火曜日フルオプション付きの人間ドッグを受けに行ってきます。
大変高額な受診料ではありますが、病欠したことを思えば安いものです。
数字を丸めたり、顧問先から必要書類を頼まれてメールするなどは事務所職員がいくらでもやってくれますが、顧問先の相談に応じたり、質問に回答するのは私にしかできないことです。
「先生いますか」
「風邪で休みです」
なんてわけにはいきません。
総理大臣が風邪で首脳会談をキャンセルという話は聞いたことがありません。
風邪をひいて休むなど責任の無い人がすることなのでしょう。

 
2015年06月第四号

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