税理士コラム | 中田和宏が書き綴るコラムです

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毎年7月最終土曜日に行われていた隅田川花火大会、今年は8月27日に行われます。私の親族は皆忙しく、正月と花火大会の時くらいしか顔を合わせることがないので、毎年とても楽しみにしています。

毎日元気に仕事ができることは本当に幸せなことだと思います。
ただし残念なことにこれをずっと続けていくことは難しいと思います。
昨日と今日は同じ状況ではありません。
何かが変わっています。
昨日と今日の変わり目は、はっきりしていないのでそれに気づかないだけです。
確信できるのは今のままではだめだということです。
いろいろと改善しなくてはならないことがありますが、その一つに健康管理があります。
そのためこの夏から銭湯通いをしています。
約30分かけて、何度も湯船につかり、体を丁寧に洗います。
お湯の温度は46度。下町の銭湯は強烈な熱さです。
お風呂から上がりクーラーの効いた脱衣所で、扇風機にあたりリラックスしていると幸せを感じます。
事務所と自宅の往復だけの生活と違って、銭湯通いがワンクッションとなりストレスがなくなり、胃腸の調子もよくなり、ぐっすり眠れ、元気になったと思います。
つまり、元気になったのでコラムを再開しましたということが言いたかったのです。

さて、「益税」という言葉を知っていますか。
消費税は原則受け取った額と支払った額の差額を納付します。
小規模な事業者は簡易課税制度を利用して税額計算してもよいことになっていて、この計算方法によると原則的な計算方法よりも納付額が少なくなる場合があります。この場合、消費者が支払った消費税の一部が事業者のもとに残ることになります。これを益税と言います。
これまでは事業者の事務の負担を考えれば、この益税は仕方ないと考えられていましたが、近年は問題視されて少しずつ法改正が行われています。
平成23年度の消費税法改正で課税売上割合が95%以上であれば全額仕入控除できていたのが課税売上高5億円超の事業者はできなくなります。これは平成24年4月1日以後開始する事業年度からになりますので、早めに制度の理解と準備をしましょう。
平成24年というと私の税理士事務所のある墨田区ではビックイベントがあります。東京スカイツリーの開業です。
ほぼ外観が出来上がって、観光客が減ってしまいましたが、来年はたくさんの方が観光に訪れるでしょう。
昔ながらの銭湯と東京スカイツリー、古い物と新しい物。
私はまだ37歳。あと30、40年は頑張りたい。これまでに築いた信用を失わないようにまじめに努力していきたいです。

 
2011年8月号

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