税理士コラム | 中田和宏が書き綴るコラムです

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今年の8月は夏休みも取れず(毎年似たようなものですが)、毎日仕事に明け暮れました。
私は冬よりも夏が好きです。毎年秋風を感じると「今年の夏が終わってしまう」と悲しい気持ちになります。
そこで今年は少しでも夏休み気分を感じようと毎朝散歩をすることにしました。
自宅から数分で隅田川の桜橋に出ることができます。ここを起点に浅草に向かい、吾妻橋を渡りまた元に戻ります。おおよそ1時間ほどのコースです。蝉の鳴き声を聞き、日陰でそよ風を感じ、朝日を浴びて汗をかく。「ああ夏だな」と思います。
歩いていると犬の散歩を目的とする人、健康維持のために歩く人、トレーニングのために走る人に出会います。その中で私一人夏を味わうために歩いています。朝起きたらあわてて会社に向かう人が多い中、贅沢だな、幸せだなと感じます。
私は今この程度のことで十分に幸せです。これ以上のことを望むとどこかに無理が出て体を壊し、家族に迷惑をかけるかもしれません。身分相応で満足しようと思っています。

身分相応といえば皆さんはあなたの収入に見合った家を購入していますか。
住宅取得控除(一定の住宅を借入金で取得した場合や増改築等の改修工事を行った場合に適用)という税額控除がありますのでこうした制度を利用できるということで住宅購入する方も多いと思います。
30年の契約でローンを組むとしたら、30歳の方は返済完了が60歳になります。
借り入れは将来の収入を担保にするのですがはたしてこれから30年間あなたの収入は保証されるのでしょうか。様々なリスクを考え、それでも払えない時には売却するかもしれないので、その時点でのあなたの家の資産価値を考えてみてください。
10坪の土地(坪100万円)、木造3階建て(2500万円)、合計3500万円で家を購入した場合、10年後土地は変わらずの1000万、建物は1500万、合計2500万円とします。頭金300万入れて、毎月元本5万円の返済だと、ローン残高は2,600万円。ローン残高が売却金額を上回ってしまいます。こうした状況にならないよう、あなたの収入に相応な家を購入すべきです。やはり頭金を十分に入れることが大切と思います。親から子への住宅取得資金の贈与は最高3500万円が非課税となっています。こうした制度の利用もぜひ検討してみてください。

 
2010年09月14日

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